筋トレを長期間休んだら筋肉は衰えるの?

健康のため、またはダイエットのために一念発起して筋トレを始めたとします。しかし、残念ながら途中で挫折をしてしまったり、または目標に達したので筋トレをやめてしまう場合があります。

さて、この筋トレをやめることで、私達の体にはどのような変化があらわれてくるのでしょうか?一言で言えばそこには「リバウンド」の危機というものがあります。というのも、リバウンドに欠かすことができない条件が筋トレをやめることでそろってしまうからです。

まず筋トレをやめることで、筋肉は萎んでしまいます。筋肉は重い負荷をかけていたために太くなっていましたが、それが必要なくなるということになると小さくなってしまいます。通常、筋トレをしなくなって1カ月もたつと、筋肉は衰え始めるといいます。

すると、筋肉がそれまで担ってきた代謝のペースも下がってしまいます。ということは、痩せにくかったはずの身体も、逆に太りやすくリバウンドの土台が出来上がっていってしまいます。

しかも、それまでは、筋トレをしていたおかげで体では大量のエネルギーを消費していました。ところが、その消費すべきエネルギーが筋トレをやめたことで、体内に残る状態が続きます。

もしこのとき、摂取するエネルギーの量も減少していれば問題はありませんが、そう簡単に食べる量を減らすこともできないというのが現実ではありませんか?ということは、摂取エネルギー>消費エネルギーという形式になり、ここでもリバウンドの材料がそろってしまうということになります。

ですから、いきなり目標を達成したからといって、筋トレをやめてしまうと、どんどんリバウンドの土壌が出来上がっていってしまうことになります。





このページの先頭へ