毎日やってもOKな筋トレの部位はある?

筋トレをすることで、筋肉が破壊されます。そしてそこから修復が始まって、より大きく強い筋肉が生まれます。これを超回復といいます。

実はこの超回復のペースというものが筋肉の種類によって異なるといわれているのです。端的に言うと、遅筋繊維が優位な筋肉や小さい筋肉の超回復は早く、速筋繊維が優位だったり、大きい筋肉の超回復は遅いといわれています。

大きな筋肉というと胸や背筋といったところが非常に大きな筋肉といわれています。ですから超回復に時間がかかりますから、毎日筋トレを行うとかえって筋肉の発達が思うように進まず、効果が得られないといったことが起こります。


では、頻繁に筋トレをしてもいいような遅筋優位の筋肉や小さい筋肉というのはどういったところのことを言うのでしょうか?

遅筋優位の代表的な筋肉が「腹筋群」です。そして、小さな筋肉は軽い位負荷で行うような筋群で肩甲下筋、棘上筋、棘下筋、小円筋などのローテーターカフが代表的な筋群になります。

腹筋群は、理論上は24時間程度で回復するとされていますので、基本的に毎日行ってOKです。ただし、筋肉痛がひどい場合や筋トレ初心者の場合は1日置きなど様子を見ながら進めていくことも大切です。

腹筋は遅筋優位であるため発達しにくい部位としても知られていますので、しっかり鍛え上げるには、とにかくやり込むことが必要です。ただ、間違ったやり方でいくらやっても効果的に発達してくれません。トレーニング自体は難しくありませんが、それだけ動作如何によっては鍛えるのが難しい部分でもあります。やった気になることだけは避け、正確な動作で効かせるトレーニングを行っていくようにしましょう。

ローテーターカフについは、中~高重量の負荷で行ってもきちんと効いてくれません。そのため、筋トレになっているのか分からないくらいの軽い負荷でピンポイントで刺激することが大切になります。よく行われているのが、チューブによるトレーニングです。プロ野球のピッチャーが脇を締めてチューブを引っ張っているところを目にした人もいると思います。筋肉を意識して行うことが重要な部位なので、手抜きすることなく探り探り行うような感覚でトレーニングを進めていくことが大切です。

筋トレの頻度などについてはこちらのサイトで詳しく解説されています。参考にして下さい。





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