筋トレと睡眠の関係

筋トレをより効率的にしてくれる要素というのは、我々の日常生活の中に多く含まれています。その中の一つに睡眠があります。実は、睡眠と筋肉の発達には比例の関係があります。

この関係の重要なカギを握っているのが成長ホルモンです。

成長ホルモンというのは、体の発達を促す働きのあるホルモンです。ですから、筋トレをした後に、大きな筋肉の形成を促す働きが成長ホルモンにはあります。

実は、この成長ホルモンが一番分泌されるのが睡眠中であることが分かっています。

ということは、睡眠時間を長くとればとるほど、成長ホルモンが大量に分泌され、結果として筋肉が大きくなるペースも速まるということになります。しかし、睡眠については、その量だけでなく、質の面でも重要なところがあります。

実は人間には「体内時計」というものがあります。別に時計がなくても大体の時間というものを人は自分で感じ取ることができるようになっています。例えば、時差ボケなどは、自分の体内時計と実際の時間が時差によって狂うために生じます。

ですから、あまり毎日の生活のリズムがばらばらだと、この体内時計に狂いが生じやすくなります。

そうなると、いくら睡眠時間を確保したとしても、その睡眠は全体的に浅く、質の悪いものになります。

ということは、成長ホルモンの分泌も鈍くなり、筋肉の発達のペースは遅れてしまうということになります。

このため、できることなら、毎日の生活のリズムというものをある程度固定してしまうことが必要なのです。こうすることで、成長ホルモンの分泌も効率よく促進されていきます。





このページの先頭へ