なぜ筋トレをするの?

ダイエットをする方法として運動という方法があります。この運動には大きく分けると2つの方法があります。それは有酸素運動と筋トレです。一般的には、ダイエットをする時には、有酸素運動が効果的だと言います。

これは、有酸素運動は脂肪を燃焼させる運動といわれているためです。ですから、有酸素運動によって長時間、比較的負荷の軽い運動を続けることで、体脂肪を減らそうという狙いがあります。対して筋トレは、筋肉が大きくなってしまうということで、特に女性の間では嫌がられるトレーニングといわれています。

しかし、この考え方は間違いです。むしろ筋トレの方が、働く社会人の人がダイエットをする時には有効という説もあります。これは、基礎代謝と深くかかわってきます。

基礎代謝とは、我々が日々生活をしていく中で消費されているエネルギーのことを言います。ですから、なにも運動をしなくてもエネルギーは消費されているのです。

社会人になると、どうしても時間を好きに使うことはできなくなります。ですから、ダイエットの時間を確保するのも難しいという人もいるでしょう。しかし、逆に考えると、基礎代謝の力をアップさせれば、仕事をしている中でもエネルギーを効率的に消費してくれるということになります。

実は、この基礎代謝の力をアップさせる効果が筋トレにはあるのです。筋肉というのは、一番エネルギー使う部署です。自動車でたとえるなら、アメ車のような燃費の悪い車というところでしょうか?

ということは、筋トレをして筋肉を大きくさせることで、エネルギーの消費量が大きくなるということになります。ただ歩くだけでも、筋トレをしている人とそうでない人とでは、基礎代謝が大きく違ってきますから、消費されるエネルギーの量も違ってくるのです。

実際、あるデータによると、筋トレを4カ月続けると、基礎代謝力が1割ほどアップするといわれています。仕事をしながらでも、これだけエネルギー消費の効率は良くなるということです。





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