高齢者の筋トレの必要性

筋トレと聞くと、若い人たちが行うものというイメージはありませんか?実は、この筋トレ、高齢者の人たちも行った方がいいという指摘をする専門家の人は少なくありません。その理由として、将来、何らかの障害を抱えることを予防することができる点がよく挙げられています。

基本的に、加齢によって、筋力というものは衰えていくといわれています。そのため、高齢者の人たちは、相対的に筋力は弱くなっていきます。すると、いろいろな場面で障害が出てきます。

筋力が弱くなると、とっさの動きができなくなります。よく高齢者の人で、転倒するというケースがありますが、これも筋力の低下と深く関係しているといいます。しかも、この転倒が原因で、さらに筋力が低下してしまい、結果として寝たきりになっていくというケースも少なくありません。

ということは、筋力をできるだけ衰えさせないということは、こうした転倒や寝たきりの状態を予防するためにも必要なことだと言えるのです。筋トレをすることで、筋肉をある程度維持することができれば、若い人と同じとまではいかなくても、ある程度の対応をすることができるようになります。

高齢者の人にとっては、台を上り下りする、ウォーキングをするということでも十分に筋力を維持することができます。なにも、重いバ-ベルを上げ下げしなくても、十分に筋トレの効果が表れてくるのです。こういったところから筋トレをはじめていくと、高齢者の人でも入りやすいかもしれません。





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