ダンベルだけでもムキムキになれる?
筋トレを行いたいと思った場合に、スポーツセンターやスポーツジムなどに行くといろいろな器具がそろっています。また、自宅で筋トレをしたいという人に便利な器具の一つにダンベルを活用する方法があります。
しかし、独学でダンベルをやっている人を見てみると、ダンベルを効果的に使っていないことが多いようです。
例えば、ただダンベルを数持ち上げるのがいいと思い込んでいる人もいるでしょう。しかし、この単純な考え方は大きな間違いです。というのも、数ダンベルをあげようとすると、知らず知らずのうちに勢いをつけて持ち上げようとします。
勢いをつけるということは、筋トレを行っている部位以外のところの筋肉も使ってダンベルを持ち上げているような形になります。ということは、ターゲットにしている筋肉については、負荷が思ったよりもかかっていないということになります。
すると、ダンベルをやっている割には、効果が出てこないというジレンマに陥る可能性があります。ダンベルには、きちんとした持ち上げ方というものがあるのです。それを理解しておく必要があるのです。
まず、勢いをつけないことです。そして、数は10~20回でいいですから、ゆっくりと持ち上げるということです。このとき、自分がどこの部分の筋肉を鍛えているのかについてはっきりと意識をしておくことが重要です。アスリートの人の中には、自分でダンベルを持ち上げるときには、その筋肉をじっと見つめながら行っているという人もいるほどです。